キャパシタ:ラゴーンプロットの計算 / Super Capacitor: Ragone Plot Calculation

はい、解析的にできます!

とりあえずこちら↓をダウンロード
ragone plot calculation pdf

富士重工業やJMエナジーさんのおかげで、最近は
リチウムイオンキャパシタが徐々に勢いを持ってきました。

ラゴーンプロット(ラゴンプロット)が重要性を増していますので、
この解析も、きっと今ならどなたかのお役に立てるのではないでしょうか。

学会等にてこれを発表する機会も、もう今後はないと思われるので、
こちらに載せてしまいます。
検索ロボットが、必要とする誰かに橋渡ししてくれるでしょう!
【簡単な解説】
理想的なキャパシタは
・静電容量
・内部抵抗
・重量
の3要素を定義することで、
そのラゴーンプロットを解析的に導き出すことができます。

分かる人には分かっていただけると思いますが、
これはとても有用なことです。

ただしPDFにもあります「ランベルトのW関数」を用いる方法では、
しっかりW関数を扱うことのできる特殊な数学ソフトが必要となります。
現状フリーの数学ソフトでW関数の分岐まで扱えるものは無いようです。

そんれはとても使いにくい!ということで、W関数を使わず
エクセルでも扱えるラゴーンプロットの式を導いた次第です。

*間違いがありましたらご勘弁を!

なお、実測値をこの式でフィッティングしてやると
とてもよい具合に静電容量と内部抵抗を算出できます。
広い電力領域に渡ってそれぞれ一意の値が得られるので、
こうして求めた静電容量・内部抵抗を業界標準の性能指標として
使えるのではないでしょうか?

特に現状の内部抵抗算出法は、恣意性がありますから・・。*

以上、ご自由にお使いください。
その際は、ここから引用したことなどを
どこかに示していただけるとありがたいです。

*このコンテンツは2006年に作成したものです。内部抵抗等の試験法は、現在規格化が進められています。